ロシア
ロシア連邦の経済指標
Russian Federation
通貨 | ロシア・ルーブル(RUB) |
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GDP | 1,473,580(百万USドル)※2020年 |
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主要産業 | 鉱業(石油、天然ガス、石炭、金、ダイヤモンド等)、鉄鋼業、機械工業、化学工業、繊維工業 |
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主要輸出品目 | 石油・石油製品、天然ガス、金属、木・木製品、化学薬品、軍事製品 |
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主要輸入品目 | 機械類、乗り物、医薬品、プラスチック、半金属製品、肉、果物・ナッツ、光学・医療機器、鉄、スチール |
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主要輸出相手国 | 中国、オランダ、ドイツ、ベラルーシ、トルコ |
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主要輸入相手国 | 中国、ドイツ、アメリカ、ベラルーシ、イタリア、フランス |
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ロシア連邦
GDP世界第11位(2020年)
ロシア連邦は豊富な石油、天然ガス、石炭、貴金属資源を有し、世界有数の穀物生産・輸出国でもある。耕作地面積は米国、インド、中国に次ぎ世界第4位の広さ。
石油・天然ガスを中心とする燃料・エネルギー製品の輸出額がロシアの輸出額全体の3分の2を占める。天然ガスの埋蔵量は世界第1位で、世界全体の23.7%を占めている。
鉱物資源は種類・量ともに豊富である。主な鉱物としては、燐灰石を世界の64.5%、鉄( 32%)、ニッケル(31%)、錫(27%)、コバルト(21%)、ウラン(14%)を産出するほか、銅、鉛、亜鉛、アルミ、チタン、金、プラチナ、ダイヤモンドなどを産出する。
ロシア鉱工業の中心は石油・天然ガスなどの資源産業であるが、他にもロシアでは多くの製造業が発展しつつある。就労人口の多い防衛産業および航空機産業は雇用確保の面で重要であり、ロシア製の兵器、特に戦闘機などは国際的な競争力をもっている。
航空機産業はロシアの製造業でも重要な産業分野であり、MiG-29やSu-30といった国際的に競争力をもつ戦闘機がある。航空機製造には多くの科学技術が必要とされることから、他部門と比較してより多くの熟練者が就労している部門でもある。ロシアの軍需産業に占める航空機の割合は他の部門と比較して突出して大きい。航空機輸出額は兵器輸出額全体の半分以上にもなる。