情報

同じニュースであっても捉え方が間違っていたり、既に古い情報を元に判断していたのでは、FXで勝つことはできません。

ニュースや情報の読み方

新聞などで読んだニュースは既に過去のものだと考えて下さい。終わってしまった記事を読んでからポジションを作るというのは危険です。
例えば、「ドル円の個人買いポジションが数か月ぶりの高水準」という記事があったとします。この記事を読んで私も買っておこうと思うのか、それともこれだけ買われていたらそろそろ危ないと考えるのかこのような記事は数日遅れで発表されるため、既に終わりに近いかあるいはこの時点で終わった過去の記事と思って下さい。
ただし、ドル円が上昇トレンドにある時には、むしろどこで買って入るかのタイミングの時でもあります。それには中長期のドル円の見通しがなければわかりません。それにはやはり新聞の色々な記事を読むことが必要で、短期的な動きだけではなくグローバルな流れをつかむようにします。日本の新聞はどれも日本人から見た同じ記事が報道されることが多いため、どうしても一方向に偏る傾向があります。できれば英字新聞などにも目を通すと、日本と海外の視点の違いなどが見てとれます。
もう1つ注意することは、新聞やテレビの番組で金融のプロによる為替のレンジ予想がよく聞かれます。しかし、そのほとんどがコンプライアンスを経るため、他の予想と大きく異なるレンジは言えません。大体の人たちがその時の実勢レートを中心にしてプラスマイナス何十銭という言い方で答えています。ほんの少しどちらかにずらして予想を出す人は、自分の相場観を伝えたいという気持ちの現れと言ってよいでしょう。

経済指標は広く浅く

経済指標はそれほど深く知る必要はありません。むしろ広く知ることの方が重要だと思います。あまり深く数字を気にし過ぎると、かえって相場観をつかめなくなることがあります。そのようなものはエコノミストに任せます。エコノミストと呼ばれる人たちはその数字の分析をするのが仕事であり、相場から少し離れて数字だけを見ています。そのため、エコノミストの相場予想とディーラーの予想とは少し異なるのは当たり前です。要は、それらの分析結果から自分がどう相場を読むのかということが重要です。

FX業者の情報配信やプログなどを利用する

手っ取り早く前日の海外市場の動きを知るには、FX業者が配信している情報が役立ちます。業者の口座があれば大手の情報会社も含め色々な情報が見られます。良い情報とは1つの情報に偏らずニュートラルに時系列で書いてあるもので、コメントはまた別の話しです。色々なブログなどを見比べて、自分の相場観とは異なった相場観なども見るようにします。自分の相場観と同じ見解のブログばかり見ていると、偏ってしまう危険があるからです。
過去の情報はどこの会社もほとんど変わりません。ほとんどの業者はロイターや時事通信などのニュースをそのまま流すため、ニュースもほとんど変わらないようです。問題はディーリング中に出る情報です。中には特徴的なサービスを提供している業者もあります。

システムトレードという方法

最近システムトレードが日本でも広がりを見せており、例えばフォレックス・ドットコムなど「メタトレーダー4」という取引システムを提供しているFX業社もあります。これは高機能なチャートシステムを搭載したトレーディングプラットフォーム(メタトレーダー上から注文や口座管理ができる機能)で、プログラム売買取引機能を持ったものです。EA(エキスパートアドバイザー)と言われるプログラムを利用することで、自動的に売り買いをしてくれます。これらのプログラムは高価なものから無料のものまで色々と市場に出回っているようですが、自分でプログラム言語を駆使して組み立てる方もいるようです。バックテストでは勝てても実戦ではそうならないこともあるようです。
気をつけなければいけないのは、このようなシステムを使えば楽にお金を稼げると思ってしまうことです。世の中にはそんな甘い話はありません。少なくとも為替取引の基本的な知識とテクニカル分析のスキルなどは身につけておくことが必要です。それでも勝てるかどうかはわかりません。自動売買では頻繁に売買を行うためプライスのスプレッドが狭いこと、そしてスリッページが少ないことが重要な条件になります。
メタトレーダーにはもう1つの使い方があります。自分で思ったようなオリジナルのテクニカル指標を作成し、独自のチャート分析をすることができるということです。テクニカル分析による売り買いのサインを示してくれますが、やはり最終的に判断するのは自分自身です。