トレードスタイル

FXの取引スタイルには、主にポジションを持つ期間の長さから大きく分けて次の5つのスタイルがあります。

トレードスタイルは大きく分けて5つ

スキャルピング

スキャルピングは1回の取引をわずか数秒から数十秒間で決済し、これを繰り返して小さい利鞘を積み重ねる超短期の取引スタイルです。狙う値幅が10ポイント程度と小さい分、ポジションは大きめに取ります。1回の取引時間が短いためポジションを持つストレスも少なく、普段忙しく時間が取れない人にも向いています。
ただし、取引の間は自分の目で常時プライスを見ながら、利食いか損切りかを瞬時に判断して確実に行うことが必要です。テクニカルなどの分析手法よりもリズミカルな反射神経が必要になります。

デイトレード

デイトレードは1回の取引をその日のうちに終了させ、基本的に翌日に持ち越さないスタイルです。利食いの値幅は、例えばドル円なら数十銭から1円以上と大きく取ります。基本的には常時プライスを見ながら行いますが、OCO注文などを出しておけば、あとは見ていなくても済みます。売買はテクニカル分析を中心にファンダメンタルズも考えながら行い、チャンスと見ればポジションを決済せずに翌日に持ち越すこともあります。

スイングトレード

中期トレンドを狙ってポジションを持ち、1回の取引が数日から数週間にわたるスタイルです。取引時間が長くなるため、その間の値動きが大きくなる分リスクが高くなりますので、デイトレと比べてポジションは小さめに、利食いと損切りの値幅は大きく取ります。常時プライスを見ていなくてもできるので、会社勤めの方にも向いています。

ポジショントレード

スイングトレードをさらに延長したスタイルで、大きな長期トレンドに沿って、順張りでポジションを数週間から数か月キープします。利食いと損切りの幅はスイングより広く取る分、ポジションはスイングよりも小さくなります。高金利通貨のロングの場合はスワップポイントも収益として期待できます。

スワップトレード

スワップポイントの獲得を目的に、低金利通貨を売り高金利通貨を買って、長期間にわたりロングポジションを取るスタイルです。2008年の夏まではいわゆる円キャリートレードが流行しましたが、リーマンショック前後に高金利通貨は急落し金利差も一気に縮まったため、現在高金利通貨と言えるのは一部の通貨になっています。

自分に合ったトレードスタイルを見つけよう

取引スタイルにはそれぞれメリットとデメリットがあり、自分の性格や生活のリズムに合った取引スタイルを見つけることが大切です。ポジションを持っていると夜も気になって眠れないという人は、スキャルピングやデイトレでその日のうちに決済するのも一手です。1回の取引にじっくり時間をかけ利幅を大きく狙いたいという人は、スイングやポジショントレードが向いています。